ログミー株式会社

一緒に勝ちに行くメンバーを採用したい。 その上で、ログミーTechをソリューションとして選んだ理由

PayPay株式会社
PayPay株式会社 コーポレート統括本部経営推進本部人事部採用 リーダー 吉成大祐様/コーポレート統括本部経営推進本部人事部採用 早川桃子様

事業内容:モバイルペイメント等電子決済サービスの開発・提供

2018年6月の会社設立からわずか4カ月後、10月にスマートフォン決済サービス「PayPay」をローンチ。その成長ぶりはめざましく、サービス開始から約10カ月で登録ユーザー数1,000万人、累計決済回数1億回を突破。2019年11月には、登録ユーザー数は2,000万人到達が伝えられました。

ログミーTechでは、ユーザー数拡大に寄与した2回の「100億円キャンペーン」の舞台裏について、PayPayエンジニアがAWS Summit 2019にて登壇したセッションを記事化いたしました。こちらの取り組みは、急成長するPayPay株式会社のエンジニア採用施策の一環としてご活用いただいております。

採用においても、“事業が勝つために何をするか”ということが大前提

吉成:今、ITエンジニアの採用市場は激化していて、多くの会社がエンジニアを獲得しようとエンジニアにとって良い社内制度や環境を用意するケースが多いと感じています。PayPayは採用に限らず、事業が勝つために何をするのかということ大前提に考えるので、「エンジニアにとっていい環境だから、PayPayに行く」という人よりも、「日本で一番スタンダードになる決済プラットフォームを作るんだ」って人に来て欲しい。私たちが提供しているのは決済サービスなので、そもそも障害は起こしてはいけないんですが、障害に対する臨機応変な対応が求められる。そういった環境を楽しんで、前のめりにやれる人、事業に興味が抱けなければ、一緒に勝ちに行くことができないと考えています。

早川:カルチャーでいうと、クセというか合う人と合わない人が出てくると感じていて。私たちは今までヤフーで採用をしてきたんですけど、この会社で採用プランを考えた時に、ヤフーのそれとは違いました。社内制度も、ヤフーやソフトバンクと比べたら、まだまだこれからのところもあります。「みんなで作り上げていくんだ!」というムードに馴染めないと難しい。一緒に作っていくことが楽しい!という人を見つけたいんです。

エンジニアにとって、働く場所としてのPayPayの情報がない状態だった

早川:ログミーTechで記事化していただいたAWSセミナーの頃は、ちょうど採用が始まったばかりのタイミングでした。それまではビジネス側の広報活動がメインで、エンジニアは「3カ月以内にプロダクトを作って」という状況(注:当時の様子は、AWSのセッションでも触れられています)で、登壇依頼もお断りをしている状態でした。
一方で、当初からエンジニアの採用活動をしていくならば、やはりエンジニアを出していく必要があるという意識はありました。その大きな機会がAWSでした。

吉成:それまで、エンジニアが働く場所としてのPayPayの情報はありませんでした。AWSへの登壇を決めた後に、ログミーTechでの記事化に踏み切ったのは、コミュニケーションの機会を最大限に活かそうという判断です。

PayPayが閉ざされた世界にならないよう、ログミーTechにコンテンツを残す

吉成:企業の開発カルチャーを伝えていく上で、イベント登壇というのは手段の1つだと思うし、その機会がないとブラックボックス化してしまうという課題意識はあります。特に、IT界隈のエンジニアは、いろいろと各自が読み漁って勉強するカルチャーが根付いているので、そこにPayPayが入っていけないという状況は避けたいと考えてます。PRをしていかないと外から見えない部分が増えてしまうけれど、PRへリソースを割く度合いというは、会社のフェーズやスタンスによって違って、PayPayは立ち上げて1年強のベンチャーなので、今は事業が優先です。
開発が最優先なので、ミートアップを主催するようなことは難しいんですよね。登壇のために開発を止めるようなことはできないので、数少ない機会を大事にするために、公開できるものは幅広い人たちに届けたかったんです。

早川:外から見て「PayPayの開発って、何やってるんだろう」「そもそも日本で開発やってるんだっけ」みたいな閉ざされた世界にはしたくないんです。外部から見て、わからなければ興味を持ってもらいようがありませんし、そもそも採用していることも知られません。それは避けたいし、自社媒体に出すよりもデリバリーが見込めるのでログミーTechへの掲載を選びました。

求職者に対しては、クロージングのためのツールとしても活用

早川:ログミーTechの記事は、面接で話題に上ることはあります。もちろん、応募のきっかけにもなっていると思うのですが、オファーに対して入社を迷っている人に向けてあの記事を見せながら話すこともあるんです。具体的な働く場所としてのイメージを掴んでもらって、考える材料にしてもらっています。
また、日本のペイメントサービスのエンジニアが一堂に会した勉強会の記事は、ビザの発行待ちで待機している海外からのエンジニアに、日本のマーケットを知ってもらうコンテンツとして使ったりもしています。

採用PRのソリューションとしてのログミーTech

早川:こちらが何ができるかが決まる前からヒアリングしてくださって、何をしていただけるかも、広く一緒に考えていただけたので、パートナーとしてやりやすいなと思いました。

吉成:いわゆるイベントレポートですと、実際の複数の発言がとある1行にまとめられてしまうことが多いですよね。『こんなことを話しました』ってまとめられているのを見て、「細かいところを知りたいんだけど… やっぱり現地行かないとわからないか」となってしまう。特に、技術的な内容は人によって刺さる所が違うので、ログミーの全文掲載の形が適していると思っています。リアル感を伝えるだけでなく、スケジュールや地理的な制約で参加できない人にも同じ情報量を提供したいです。

エンジニアに登壇してもらう時に気をつけているところ

吉成:ログミーが入るから、全文書き起こしのログが残るからといって、話す内容に特別に制約を設けることはありません。”対外的にアナウンスできることを話す”という基準は変わりません。記事化にあたっては事前に確認させていただけるので、誤解を生むような表現が出回る心配もありません。
エンジニアをアサインする際には、テーマに合った領域を担当した人を選んでいます。社外のエンジニアが聞いて有益になる情報を出したいと思っています。先ほど、開発が最優先と言いましたが、人材開発の観点から考えると、自分の仕事を言語化することも大切なので、エンジニアが外に出て話していくことは歓迎しています。

早川:プレゼンの内容を考えてもらう際には、先に制約を言い過ぎてしまうと、みんな慎重になりすぎて、何も言えなくなってしまうので、まずはテーマに合わせて面白い内容を考えてもらっています。その上で、調整を進めてます。

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